PART31の経過報告です。組織検査に沿って診断を下した。積極的な治療を開始し、病変の改善に努めました。あたかも腫瘍を思わせる、奇怪な全身性の病変でした。
治療開始2ヶ月後の胸部所見
発毛が認められず、腫瘤物によって埋め尽くされた胸部には発毛が認められ、腫瘤物の明らかな減退が認められる。
左側肘部~胸部の所見
約90%の腫瘤物の消失を確認する事が出来る。著しく障害を受けていた部位の発毛はまだ乏しいが、沈静化が認められる。
初診から6ヶ月後の前胸部の所見
腫瘤物は、僅かに認められる程度にまで減退している。痒みは、殆ど無くなり、発赤も無い。
同左側肘部~胸部の所見
毛包の障害が如何に重度だったかを思わせる。毛包が再形成されるまでは、もう少し時間が必要である。全体的には80%の回復である。
全体像
前胸部~肘部を除いては非常に良好である。殆ど異常所見は認められない。
後方からの所見
初診時と比べるとモコモコの発毛である。ヨシミッチャン、サダクン、どんな治療と思うかな?