初診時頭頂部の所見
白い犬の頭頂部、両耳介の毛色が変化しているのが確認される。まるで野球帽子を被っているかの如くである。ハッキリと左右対称である。尚、発赤、脱毛、痒みは、認められない。
右側耳介の所見
ほぼ全域に毛色が変化している。白い毛と毛質の異なる、いわゆる長毛のみが認められる。
左側耳介の所見
右側耳介と同様の所見である。この変化はゆっくりと進行し、気が付いたら頭部、耳介全域に拡大していたそうである。勿論、他院にて治療は、受けていた。
約6ヶ月後の所見
毛の色は、メラニン色素と言う物質で決定される。正常な毛包が形成されるようにフォローした結果、元通りの白い犬になった。