巨大病院にて様々な治療並びに食事療法を約2年間受けるも抵抗性を示し、全く改善の兆候が見られず病変の拡大を認めた。左右全域に及ぶ脱毛が認められた。患部を舐める行動も頻繁に認められた。皮膚科の先生による出張診察を受け、アトピーの原因療法である減感作療法を受けていた(一体誰だろう?)。しかし、明らかにアトピー性皮膚炎では無い!!
初診時
著しい脱毛が認められる。舐める事による皮膚の肥厚も顕著である。様々な治療に抵抗性をしめしたとのこと。
左右後肢の初診時所見
同様の病変の拡大が認められる。舐める行動は頻繁に認められる。
2カ月後
全域において発毛を認める。皮膚の肥厚、発赤は完全に消失した。完全に生えそろうには、もう少し時間が必要であろう。
左右後肢の所見
ほぼ完治の状態となった。が、完全に生え揃うにはもう少し時間が必要だろう。痒み、フケ、発赤などの症状は一切認めない。