初診時左前脚の所見
前脚端全域が紫色に変色 しているのが、確認される。近医により、外用消毒剤のみ使用しての治療が行なわれていた。負重することも出来なくなって来た事で来院となった。
初診時左前脚先端の所見
指先まで腫れ上がり、爪が脱落してしまいそうな程の状態である。
初診時左前脚先端の所見
手首の部位を境界として、手全域の重度の病変である。
初診時左前脚底面の所見
底面全てが、一つの面となるほどに腫脹している。指のパットで負重するのは不可能である。
約2ヶ月後の所見
腫脹を減退させる事に成功した。全域に発毛も認められ、この時点では負重も可能となった。
同側面の所見
脱落してしまうかもしれないと思った爪も、しっかりと保全することが出来た。足底部のパットも、しっかりと確認される。
同底面の所見
パットは、それぞれが独立してその機能を果たすことが出来ている。発毛も確認され、ほぼ90%回復した。