近医にて様々な治療並びに食事療法を受けるも抵抗性を示し、全く改善の兆候が見られず病変の拡大を認めた。尾根部全域に及ぶ脱毛と色素沈着、皮膚の肥厚が認められた。腹部を舐める行動も頻繁に認められた。
初診時
著しい脱毛と色素沈着が認められる。皮膚の肥厚も顕著である。様々な治療に抵抗性をしめしたとのこと。
尾根部背側及び腹部
尾背側にまで同様の病変の拡大が認められる。腹部全域の発赤も認められ、かゆみは激しい。
2カ月後
全域において発毛を認める。皮膚の肥厚、発赤は完全に消失した。完全に生えそろうには、もう少し時間が必要であろう。痒みは皆無である。
尾背側部及び腹部
ほぼ完治の状態となった。が、完全に生え揃うにはもう少し時間が必要だろう。痒み、フケ、発赤などの症状は一切認めない。