初診時右側耳介の所見
近医により3年半以上にわたり、外耳炎の治療が行なわれていた。耳介全域に付着する油性の耳漏。激しく耳を搔き、頭を振る行動が一日中認められた。
初診時左側耳介の所見
耳介は著しい腫れを認め、耳道入り口は狭くなってしまっている。耳介軟骨も増生していると思われた。
耳道内スコープの所見
耳道内は著しい腫脹を認め、発赤も重度である。
約4ヶ月後の所見
耳介は非常に綺麗である。耳介への炎症物の付着は認められず、痒みも全く認められない。
約4ヶ月後の所見
同左側の所見である。耳道入り口も大きく開いている。非常に良好な所見である。
耳道内スコープの所見
耳道内の発赤・腫脹は全く認められない。大きく開いた耳道である。