数ヶ月前より両眼が白く濁って来た。
白内障かもしれないと近医を受診するも、診断が付かずに経過観察していた。徐々に悪化して来た為に、受診となった。
初診時の所見 右眼
右眼の肉眼所見です。眼球3/4以上が、白くぼやけた様になっている。正常と思われる部位と区別される。
初診時の所見 左眼
右眼と同様の所見である。
この病気は、チワワ、ボストン・テリア、ゴールデンレトリバー等に見られる疾患である。
角膜の病気で治療法も無く、眼科専門医も治療法が分からずに失明に至っていた。
しかしながら、当院では数年前から着手している治療法が有り、見事に改善している。
約2カ月後の右眼の所見
白濁していた角膜は透明化し、その視界を遮る事は無い。
約2カ月後の左眼の所見
右眼と同様にクリアーである。僅かにキラキラと光る部位が残存しているが、治療の継続と共に消失させることができる。