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日本獣医皮膚科学会認定医
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両側性水晶体後方脱臼

初診時所見

両側の水晶体脱臼

所見A
近医にて緑内障の診断で眼圧降下剤の治療がされていた。視力が無いのではとのことで検査となった。チン氏帯と呼ばれる水晶体を保持する靭帯が断裂することで、脱臼する。幸いに後方脱臼のために、眼球の温存には好都合である。残念ながら、眼底網膜は、著しく変性を起こしていた。視力の回復の可能性は無い。白矢印は、虹彩辺縁を示している。

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